世界との距離が近くなるにつれ勘違いし、忘れがちになっていた「日本は島国なのだ」ということを改めて思い出そう。
若者や元気な人は夢や希望を持って、この国をどんどん飛び出していけばいい。でも、その心にはいつも、核爆弾で吹き飛んでしまいそうな、隕石でも落ちれば一瞬にして国土の大半が無くなってしまいそうな、公害や伝染病が瞬く間に蔓延してしまいそうな、そんな狭く限られた小さな空間しか持たない日本というふるさとの島があって、その小さな場所に暮らしている親や友のことを思い遣ろう。そして、いつかそこに帰るべき自分を思い遣ろう。日本という島国に愛情を持とう 。
そもそも日本人みな、島人なのである。 |