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vol.1 「牛歩戦術」

 私は38でゴルフを始めた。当然、身体能力は衰えていく一方の年代だから、自分のイメージとは裏腹に、進歩が遅いのである。しかも、ちゃんとしたレッスンを受けたこともなく、そもそも受ける気もなく、ここまで来ているものだから、ますますその度合いは牛歩のごとくであり、スコアも行きつ戻りつしている。しかし、それでいいとも思っている。


 ゴルフは身体が健康であれば70歳代までは充分に楽しめるスポーツだし、飛距離は落ちていくかもしれないが小技はうまくなっていくだろうし、ゆっくりゆっくり上達していく自分を楽しみにしながらいけばいい・・・。とここまでは建前で、ほんとは、一刻も早くコンスタントに70台で回れるようになり、コンペではたまに優勝したりなんかして、仲間内では「あいつはうまい!すごい!」と言われたくってしかたないのだ。ヘボはいやだ!


 屈辱だ!40歳代の今からでも、できることなら300ヤードぶっ飛ばしたいし、アイアンでピターっとピン側に落としたいし、絶妙のアプローチでチップインしたいし、ロングパットも沈めたい!そのためには練習量を増やさなければならないし、ラウンドの回数を増やせる環境作りも必要だし、クラブの研究に精を出さなければならないし、いいギアを惜しげもなく買わなければならない。そう考えると、今のペースがいっぱいいっぱいだなとあらためて思い知る。ああ、達観しよう。牛歩の歩みではあっても、年間30ラウンド×数年で90は切りだしたので極端に遅い進歩ではないと自分を励ましつつ、また練習場へ通う。いいさ、80歳くらいまでは元気でいて、他人の体力が落ちていくさまを横目でみながら、いつまでも向上心をもって楽しんでやろう。いっひっひ・・・。
                                ’06.夏 (文/黒田クーリー)