独自のスタイルを創りあげ、そのスタイルに絶対の自信を
持っている。
同時に心は開かれ、たとえ門外漢の意見であっても拒 ま ず受け入れ、取り入れる。
論理の構築をしており、誰をも納得させられるから「素人 が何を言う」などとは逃げない。
仲間とは衝突を恐れず意見を戦わせ、インスパイアしあ い、高めあう。
明日に余力を残すために今日をセーブしたりしない。
今日をフル稼働し、明日のための知識やスキルという筋肉 をつけている。
しかし、最後には本当の肉体がモノをいうことを知ってい る。
そのための鍛錬やコンディショニングを怠らない。
かくして造られた健全な肉体に健全な精神が宿る。
全てを好循環させ、遥かなる高みを目指している。
いつも、目の前の逆境など跳ね返すことができる自分を信じている。
そして、その後に来る喜びを知っている。
だから、窮地に追い込まれると、うれしくってにんまりとしてしまう。
切磋琢磨するカメラマンたち(筆者手前)
06.夏(写真と文
/ 黒田クーリー)
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